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プレス加工には様々な加工方法があり、少なくとも2～3、多くなると10数種にも及ぶ加工法が単独または複合的に採用されて完成品となります。
また、その工程や方式を設定するのも重要で、さらに加工に必要な荷重やエネルギーなどの計算を行い、金型の大きさを検討して、使用するプレス機械を選定します。これをフローチャートにしたものが上図です。

設計図面によって必要な加工工程が導き出され、その加工方法と使用する材料によってコストが算出されます。
そのため、製品のコストの80％が設計段階で決まることになります。設計技術者は部品コストの決定に大きな影響力を持っていることを自覚し、価格競争力のあるローコスト製品を製作するために設計段階から加工工程まで考慮したVE／VAを実施する必要があるのです。